いつまで働く?迷うアラフィフ |
私には大学生と中学生の2人の子供がおります。
大学を卒業してから産休や育休、育児時短なども取得しつつも
30年以上働き続けてきました。
何度か転職もしたけれど、空白期間がないまま会社員生活をしてきました。
そして、今、「いつまで働くか」について真剣に悩んでいます。
自分が新卒で就職するとき「長く安定して働けそうな会社」と思って就職先を選びました。
それなのに、配属先に行ったとき50歳半ばの先輩女性社員にお会いして「え、こんな年上の方も働いているんだ。。。すごいな」と正直驚きました。
当時ドラマに出てくる働く女性というのは、みんな若かったから、
企業で働く50代の女性を想像できていなかった、、、というのもあったのかもしれません。
そんな私も今はアラフィフ、はたから見たら「こんな歳まで働く」のうちの一人です。
頻繁に連絡を取る学生時代の友達で、
いまだに正社員として働き続けている人を数えてみても20%もいません。
結婚や出産、旦那様の転勤で仕事を辞めた友人は
「ずっと働き続けて偉いよねー、すごいよねー」っていってくれます。
偉くもなんともない。
ただ「働かない」という選択肢を考えてこなかっただけ。
そんな状況の中で、仕事を続けている同世代と集まると
「いつまで働く?」というのは盛り上がる話題の一つです。
「いつまでも働きたい」という風潮の不思議 |
65歳までの雇用が2025年4月に義務化することもあり、企業の雇用延長も整ってきています。
そのため、60歳を超えても働く人は大勢います。
でも、企業によっては大幅に給与が下がる場合があります。
能力が同じでも、半分とか30%まで下がってしまうこともあるのです。
「65歳まで働きたい」とか「働ける限り働きたい」という
巷の声をニュースでとりあげていることもあります。
あの人たちは、本当に働きたいのかな?
メディアはこぞって「世の中には働きたい高齢者がたくさんいる」という
偏った刷り込みをしているのだと思っていました。
これは政府の策略に違いない!と。
でも、先日、65歳の現役経営者の方に
「いつまで働けばいいのでしょう?」と質問して、
彼からもらった答えは、希望を持たせてくれるものでした。
彼は「仕事が楽しいと思う限り働き続ければいいんだよ」と教えてくれたのです。それはその通り!
楽しいと思える仕事をずっと続けられれば、それは理想的!!
策略ではなく、こう考えている人も多数いるはず。
とはいえ、今の私は仕事を楽しんでいるのかしら?
この春から訳あって週4勤務の条件で転職した私は、仕事を楽しめているかしら?
悲しいことに、今の仕事はそれほど楽しめていない状況です。
仕事がいやなわけじゃない、自由な時間をもっと楽しみたい! |
私は旅行が大好きです。
夫婦で「定年退職したら新婚旅行で行った南の島にもう一度行きたいよね」といつも言っています。
女性の平均的健康寿命は75歳(男性なら72歳)。
65歳まで働いて退職したら、残りの人生で遊べるのはたった10年。
これって、短すぎると思いませんか?
もちろん、これはあくまでも平均。
「自分は大丈夫、80歳になっても旅行に行き続ける元気なおばあちゃんになるぞ」と
志を高く持っておりました。
でも、現実は厳しいのです。
父は60歳前に他界したし、母も80歳を超えてから薬の束をもって旅行して、
観光の途中で疲れて、ホテルに戻ったりするような状況です。
そのうえ、姉は60歳を前に癌が見つかりました。
姉は投薬の影響もあるし、仕方のないことだと思いますが、
以前より好奇心や活力が下がってしまったように見えます。
元気だった母と姉の今の姿を見ると、このままでいいのだろうか?と
私は自問自答を繰り返しているのです。
定年まで働くことが本当に必要なのだろうか、と。
収入がないのも困るし、毎日することがないというのも退屈だろうなぁ、という心配。
社会とのつながりがなくなるのも、いきなり老け込みそうで怖い。
時代から置いてきぼりになるのも嫌だなぁ、、、などと思うのです。
そんな中で「細々と仕事をしながら、自分の時間を自由に過ごす生き方もあるかもしれない」と思い至りました。
それが『FIRE(Financial Independent Retire Early)』という選択肢です。
目指すよ!サイドFIRE🔥 |
経済的な自由を手に入れ、仕事に追われる毎日から解放されたい。
月~金の週5日、毎日8時間働くという仕事スタイルからの脱却。
とはいえ、楽しいと思える仕事を細々と続けていたい。
そんな思いから、サイドFIREという生き方に惹かれています。
時間は有限。元気でいられる自分の時間も、もちろん有限。
私は「世界と日本の美しいもの、画面でしか見たことのないものをこの目で見たいーーー!」という強い思いに駆られています。
自由時間をたっぷり得るために、サイドFIREを目指すことにしました。
夫はいまも会社員として働いているので、
自分がやめても”専業主婦になるだけ”という考えもあります。
でも、脛をかじる存在はいやなのです。
「同じだけ稼いでなんぼ!」の共働きを続けてきた私は
家計に同額を入れることができる収入を手に入れながら
正社員であることをやめようと決意しました。
(家計にお金を入れないからといって、家事を100%請け負うのも実は嫌です)
私がFIREを達成するだけでは二人で旅行には行けないので、
私が安定したFIRE生活を達成したら、夫のFIREも準備するつもりです。
これから、サイドFIREを目指す私の挑戦を、皆さんと共有していきます。
もしもあなたも「このままでいいのかな?」と悩んでいるなら、ぜひ一緒に考えていきましょう。
これからも応援、よろしくお願いします!