【共働き子育てのための在宅勤務】仕事と家庭を両立するリアルな一日

仕事

在宅勤務の魅力:仕事と家事の両立が可能に!

在宅勤務って、子持ち共働き家庭には理想的な働き方だと思いませんか?
私は仕事とプライベートのバランスが抜群の働き方だと思っています。
今の会社は在宅勤務を奨励する企業で入社して1年弱です。
グラフは子供の学校があるときの在宅勤務の今と出勤時代の私のスケジュールです。
(通勤時間や準備時間も仕事に含めています)
仕事の合間に家事をすることもできて、
夕飯も7時に食べられるようになったのはうれしい変化です。
睡眠時間も7時間確保できています。

我が家は4人家族で、夫婦と大学生の娘と中学生の息子がおります。
平日、私は在宅勤務、夫は出勤。子供たちは学校に行っています。

2020年のコロナ全盛期に、全員が家にいるときは、それはそれで大変でした。
狭い家なのに家族全員が在宅で、廊下や洗面所を活用して、
オンラインでつないで小声で話すという窮屈な数カ月を過ごしました。
あの頃は在宅とはいえ、全然快適ではなかったですね。
子供たちもストレスが溜まって、よく大喧嘩をしていました。

しかしコロナが収まってきて学校が始まり、夫は出勤になりました。
私は出勤が必要だった仕事から、在宅勤務の仕事に転職しました。
私だけが家にいるようになり、在宅勤務の恩恵をフルに活用しています。
在宅だと、オンラインミーティングがあっても
ZOOMのお肌キレイ機能とメイクアップ機能を活用してすっぴんのままです。
お化粧する手間も”よそいき”に着替える手間もありません。
通勤時間もなくなり、自分時間が毎日4時間確保できます。
睡眠時間も7時間以上とれます。サイコーです!

在宅勤務中の家事作業

在宅勤務中に家事をすることは、正式に許可されているわけではありません。
でも、会社での雑談や小休憩と同じ感覚で、
5分程度の家事を挟むことでリフレッシュしています。
洗濯を干したり、お風呂を洗ったりといった簡単な家事ですが、
これが私の働きやすさを支えてくれています。

在宅勤務中の家事についてChatGPTに聞いてみました。
「それが業務に支障をきたさない程度の時間で、リフレッシュになり、
出勤で働いているときと同じ成果が出ているなら問題になることはありません」
との答えをくれました。みなさんはどう思いますか?

出勤で働いてた時は、これらをすべて家を出る前にやっていたと思うと
朝の忙しさは想像を絶するものがありました。
保育園の送り迎えや連絡帳の準備も大変ですが、
私立中学に入学すると、お弁当をつくるというミッションまで追加されます。
いや、よくやってたな、と自分たちを褒めてあげたいし
それをやっている全ての人に拍手を送ります。

出社勤務への回帰とハイブリッド勤務の可能性

いま、一般的には出社への回帰が進んでいます。

パーソル総合研究所の調査によると、
2024年7月時点の在宅勤務の実施率は平均22.4%だったようです。

アメリカのアマゾンも「企業文化が希薄になっていく」との危機を感じ、
週5出社勤務の義務を宣言しています。

前職では拘束力のない週3出社のルールがありました。
つまりハイブリットな働き方を認めている会社でした。
拘束力のないルールだったので、数字上では出勤率は50%程度ありましたが、
出勤する人は週4くらい出勤し、全く出勤しない人が20%位いるようなバランスでした。
そのような中で、私はマネージャーでしたし、出社を呼びかける立場でした。
当時の社長が「本当はみんなに戻ってきてほしい!!」と
思っている気持ちをひしひしと感じ取っていたので、
在宅勤務は良心が咎めましたし、工事や点検がある日だけ在宅勤務をしていました。

出勤も在宅勤務も認める、ハイブリットな働き方は、
企業にも個人にも最善な働き方なのではないのかな?と今は思っています。
単に週の出勤回数を決めるというよりは、
部門によって出勤日を決めて顔を合わせる機会を提供するのがいいのかな、と考えています。
こうすれば、チームで顔を合わせることも可能ですし、
新入りがいた場合のフォローもできるでしょう。
同時に、企業は無駄なオフィス賃料を圧縮できます。
出勤5日よりは転職希望者も増えるでしょうし、同時に定着率も上がるのではないかと思います。

在宅勤務の課題:企業文化と社員のロイヤルティ低下

今の会社は、いまだに在宅勤務手当がでています。オフィスはありますが、
クライアントとのミーティングや採用面接のときにだけ使われて稼働率は低いです。

入社直後は時々会社に行っていました。
会社に着いたら、鍵を開けてエアコンを付けて勤務開始です。
誰もいないオフィスに出勤し、同僚と会話しない日が続きました。
とある真夏日に、大汗をかいてエアコンの入っていない蒸したオフィスに着いたとき
「誰もいない会社に行くことに何の価値があるのかしら?」
「自分のためだけにこの広いオフィスにクーラー入れるのは不経済」と思って
出社するのをやめました。上司との定期的な面談で、
「みなさんと近くで働かないことで、業務へのキャッチアップが遅いのではないか」
という懸念を訴えましたが
「困ったことがあったら、いつでもチャットしてくださいね」とのことで、
そのまま在宅を続けることになりました。

アマゾンが「企業文化が育たない」といっていることに納得できるのには今の経験からです
在宅勤務状態における、私の会社に対するロイヤルティは低いです。
エンゲージメントもほぼ皆無です。
もともと会社に出勤していた中で、コロナが襲来して在宅勤務が導入された時は、
すでに作り上げられたロイヤルティがありました。
それが薄まったとしても、時々の出社やオンラインミーティングでの雑談で
ロイヤルティは維持できました。

しかし、コロナ後入社の転職者や新入社員にはベースがありません。
だからこそ、普通以上に密なコミュニケーションや
何かを一緒にやる機会を作ることによって
初めてロイヤルティが醸成されるのではないかと思います。

私の決意:在宅勤務を継続して次のステップへ

在宅勤務は私にとって新しい可能性を見せてくれました。
ただ、企業文化やロイヤルティの低下といった課題もあります。
私はこの在宅勤務という環境を受け入れ、自分の未来を切り開いく準備をしています。
もともとの転職の引き金となった介護もありますし、
自分の力(=副業 or 起業)で羽ばたくための助走中です。

「在宅勤務が自分らしい働き方のきっかけになる」
――そう信じて一歩ずつ進んでいきたいと思っています。
皆さんはどんな働き方が理想だと思いますか?

 

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